パネトーネまでの道〜モルトは友達?

最近、自宅用に買ってみた発酵器。しっかり温度管理できて良さそう。

前回の記事からの続き。

リエビトマードレ(元種)にモルトを入れて、栄養分を追加し、酵母よりの環境を整えてやる。これでボリューム改善につながるのでは・・・??

と踏んで、モルトを入れて種継ぎを続けた。

元種の管理で難しいのは、調整を加えてもすぐには目に見える結果が出ないところ。

クリスマスまで2ヶ月を切り若干焦っているので(ボスからのプレッシャーもあり・・・)、

引き続き自宅でもテストしてみた。

自宅のリエビトマードレ(こっちはモルトなし)を使って、中種を作ってみる。

今回の内容は、中種の材料にモルトを追加するものと、しないもので翌日生地がどう変化しているか?(材料は、小麦粉、水、リエビトマードレ、砂糖、バター、卵黄)

ミキシング終了時。左がモルト入り、右がモルトなし。

12時間後。左がモルト入り、右がモルトなし。

モルトを入れたものは、予想通りボリュームが上回った。(やっぱりモルトは友達。)

12時間後、両方とも体積は3倍以上になっている。(パネトーネ中種の条件は体積3〜4倍)

ただ、前回のテスト同様に両方ともpHが落ちすぎているという問題がここではっきりした。

ん〜。。。

どうやらやっぱり、リエビトマードレのバランスが悪い。

乳酸菌、酢酸菌、そして酵母。この3つのトライアングルが調和していないと、うまいパネトーネは出来ない。

目に見えない菌の世界を知るには、やっぱりまだまだ勉強が足りない。。

何かを変えなくては・・・・・

試行錯誤つづきます。。。><

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