世界最南端でワイン作り研修⑮レントゲン医師ラースの生き方に学ぶ

「働き方、なんでもあり。」のニュージーランド。

クロムウェルで自分たちが宿泊する宿のオーナーが、オークランドにも時々行って仕事しているとのオモシロ情報に飛びついた僕。
「おもろいライフスタイルに違いない」と、普段はこの敷地内をバギー移動して農園を管理しているその人を捕まえて聞いてみた。

デンマーク出身のラース。

職業はフルーツファーム経営、兼、レントゲン医師の”兼業農家”。

元はオークランドの医療界でバリバリ働くフルタイムワーカー。

2008年に最初の土地をこのクロムウェルに購入して、耕して、翌年からアプリコットの栽培を始めたらしい。

順調にファーム経営が軌道に乗って、2019年に土地を買い増し。今は6ヘクタールの畑でチェリーとアプリコットを育てている。(ちなみにニュージーランドでは12月になると大粒のチェリーがスーパーに出回るのですが、これがめちゃくちゃうまい。)

そして、レントゲン医師の仕事も続けるために農園経営のかたわら、オークランドにも時々帰っていると。

以前に長く住んでいたオークランドにはたくさんの友人がいて、仕事で帰るときにクロムウェルでは難しいソーシャルも楽しんでバランスを取っているらしい。前はオークランドとクロムウェルを2週間ずつ行き来していたけど、今の生活の中心はクロムウェル。「このヴィンヤードの仕事が好きだから」と言う。

僕は(都会の)オークランドから1000km離れたこの田舎町にやってきて暮らしてみて、見える景色も気候も違って、まるで同じ国にいる感じがしない。と思っていた。良い意味で。

自分も頭のどこかにずっとある、夢の二拠点暮らしをラースは15年以上も前から実践している。レントゲン医師とファーム経営の二足のわらじ、自由なニュージーにいたらそこまでびっくりしないけど、やっぱりすごいなと思う。 医師の仕事だって人の命に関わること、テクノロジーも進化して常に自分のスキルをアップデートしていないと務まらないはず。すごいな、ラース。寡黙にバギーを乗り回してチェリーやアプリコットの木々を整備してかっけーなーと思っていたけど、話を聞くほどに羨望の念しか湧かなかった。

「これからワイン作りやりたいなら、オークランドならワイヘキ島かクメウが良いね。ワイヘキ島は赤、シラーかカベルネ・フラン。クメウはシャルドネが良いね。」

誰もが到達できない暮らしをしている人は人知れず半端ない努力を継続している。

身近にすばらしいお手本がいてワイン作りだけじゃなく働き方まで学ばせてもらっています^^

紅葉したアプリコットの木(左手の黄葉したブドウがSato Wines)

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