がんばらない

昼で仕事終わって釣りに出かけたことも

日本のパン屋で働いている友人と話していて言葉が出なかった。

朝6時に仕事スタートして午後3時まで休憩なし。

息つく暇なく働いて、成形中に居眠りしそうになってる人もいるとか。

1人また1人と職場を去る。どんどん負担が増える。また人が辞める。残業だけが増える。休みももらえない。

僕は日本よりニュージーランドでの職歴のほうが長くなりつつあって、すっかりこの国の「働かない文化」に慣れてしまった。

例えば、急な病欠が出る。チーム力はもちろん下がる。けど、「できないことはできない、やることだけやって必要以上のことはやらない」という考えがデフォルトにあるので、通常運転で朝7時に始まっていつも通り3時にはみんな帰る。

例えば、誰かがバカンスに行く。自分のチームも7月と8月で4人が休暇を取り、そのうち数週間はさらにコロナ陽性者も出たりした。もちろんノーマルではないし、イレギュラーな対応が必要なこともあった。それでもいつも通りきちんとブレイクタイムを取って、いつもどおりのスピードで、和気あいあいとやる。週明けにはフレッシュな状態でまた新たな1週間を始められる。やっぱり、通常運転。

いちばんは、みんな、所詮は仕事だと割り切っている。ファーストチョイスはあくまで家族であり自分の時間。

がっつり詰めて働かなくても回るのがニュージーランド流。

日本や欧米の歴史に比べたら、まだまだ最近できたような若い国です。

やわらか頭でよその文化のいいとこを取り入れて、うまい具合にリラックスしてるのがこの国の強みなのかもしれません^^

ヒラマサではなく足元のサヨリが大漁