今年のシュトレンも50ドルで行くとボスが言っている。
原材料の値上げが本当に凄まじいです。小麦粉、卵、砂糖、ドライフルーツ。バターはえげつない上昇中。8ドル/500g。ここ酪農大国だよね?って思うけれど、NZの酪農産業は95%が輸出で稼いでいて、国内向けはほんの少し(人口わずか500万人ほど・・・)らしい。海外での需要が高まるほど、国内向けの乳製品も海外へ振っているとかで、割を食うのは僕たちベーカリーや一般市民。余ったバターを高値で取り合う構図です。
それでも、今年も50ドル。サイズも1キロ以上あります。
原価を計算すれば楽ではないですが、去年あたりからさらにこのシュトレンがローカルのお客さんたちに浸透してきた感があり、ここはグッとこらえて我慢のゴルフです。
ラム酒漬けフルーツも良い香りが漂ってきました。
インフレの波をかき分けて、今年もシュトレン焼いていきます・・・!