パネトーネまでの道〜砂糖で遊んでみる

12月も近づいてきて、のんきなタイトルつけてる場合じゃないのだけど・・・汗。
前回の実験で砂糖を増やした中種が、ボリュームが2倍程度だったことをふまえて、

今回はボリュームを2倍→3倍に増やしつつも、pHを高く維持できるか(酸性度を上げない)、を探ってみる。

どうせテストするならば、データは多く取れたほうが良いので作る生地は3つ。前回使用した、砂糖を増量したレシピをベースにして

上の条件を達成できそうな要素としては、

◯ 砂糖を少量減らす

◯ 水を増やす

◯ 水、リエビトマードレを増やす

と言えそうなので、これでやってみた。

結果はこちら。

左:砂糖を減らしたもの、中:水を増やしたもの、右:水とリエビトマードレを増やしたもの

3つの生地すべてがボリューム3倍を達成できた。水とリエビトマードレを増やしたもの(写真:右)は4倍近くに達している。

最近、pHを計る時がいちばん緊張する。どうか、酸性になりすぎないでおくれ〜〜〜と祈りながら測定器を刺して数字の動きが止まるのを待つ。

今回は3つの生地ともに酸性度がかなり上がってしまった。ある程度ボリュームを操ることが出来た一方で、やっぱり酸度のコントロールがまだうまくいかない。イコール、リエビトマードレの状態を根本的に改善する方法を探らなくてはいけないということ。

壁にぶち当たっております。。。打破できるか・・・><

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