僕が2010年に初めてNZにバックパックで訪れた時、南島のマウントクックYHAで、マウンテンバイクでNZ一周している日本人の方に出会いました。
(ちなみに、NZでも特に南島は世界のサイクリストが羨むルートづくしだそうで、南島ではかなりの確率でサイクリストに出会いました。)
生活に必要なものだけをタイヤに横付けしたバッグに詰め込み、
ゆっくりと自分のペースで街から街へとペダルを漕ぐ。
「日本でどれだけ物欲にまみれた生活を送っていたか、ここに来て初めてわかった。」と寝る前に翌日の支度をしながら語ってくれました。
運べるものには限りがあるので、おのずと、今日明日生きるために必要なものだけが残る。
元気に働けて、大切な人たちが周りにいて、ときどきこんなに広がるでっかい空の下をハイキングして、カンパーイ!とうまいビールを飲む。
欲しいものは求めだしたらキリがないけど、本当に必要なものは意外と少ないのかもしれません。
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