一時帰国中です。
宮崎沖の地震をきっかけに、米がスーパーから消えた。

この状況、「もしパン屋だったら、小麦がなくなったらどうする?」とふと思うわけですが、当然困ります。
常にサプライヤーさんの「中継ぎ陣」を考えておくことは大切だけど、今ある手持ちの雑穀でできることはあるな、と。(キノア、ひまわりの種、カボチャの種、ケシの実、オーツ、亜麻仁、ごま、チアシード、などなど。欧米系のベーカリーはこういった雑穀パンはとても多いです。)
雑穀ならば、長期の保存にも向いてるし、値段も手頃で、なおかつ栄養価も素晴らしいわけで。
常勝ヤクルト時代の古田が出られない時に出てくる「野口」くらい、手元に置いておきたい選手なのです。(実際の野口は肩が超強くて他のチームならレギュラークラスだった。。。)
そもそも、“今ある材料で食べものを作る”って、日頃から料理をする人にとってはとんでもないライフスキルなんじゃないかと改めて思う。
小麦に頼らず作るパン。つまり、グルテンフリーのパンを焼けるというのは、単なる流行ではなく、ひとつの生存力とも言えるかもしれません。

今あるもので、工夫して、食べられるものをつくる。
食糧の調達スキル、これからますます重要なテーマになっていきそうな世の中です。。。