強風に煽られながらも最後にたどり着いたワイナリー、Greystone。
あいにく外のテーブルしか空いてなかったけど、とりあえず座ることができた。
「テイスティングよねー?」
とマダムらしき方が注文を取ってくれ、「この風で吹き飛ばされるからグラス押さえててね!」
と一杯目のペット・ナットを注いでくれた。
んー、、、んまい。
喉はカラカラ…(テイスティングというカッコいい言葉よりこれは単にノドを潤してるだけ?)
続いてソーヴィニヨン・ブランを2種。
あれ、次のが来ないなと思ったら
マダム「停電よ!この風で電気も止まったわ」
「Youのこと忘れるとこだった、はは!」と
シャルドネを持ってきてくれ、次にロゼ。
なんだか表現の仕方がよくわからないが、どれもこれも普通のワインでないことはなんとなくわかる。
(飲みやすいワインよりも、ちょっと説明しにくいくらい複雑さがあるほうが良いワイン。と昔聞いたことがあるなぁ。)
そしてテイスティングの締めはピノ・ノワール。
ここで突風でグラスが飛ばされるという事態となり、店内の方にみんなで避難。
(これじゃー動けない、仕方あるまい。)
ペット・ナットをもういっちょいかせてもらう。
ちょっと調べたらワイパラ・ヴァレーでこのGreystoneだけでも34ヘクタールのオーガニック・ブドウ畑を持ってるらしい。そりゃ、広大だ。。。(ワイパラ・ヴァレーには約20のワイナリーがあるそう。)
聞いたらパンも厨房で自家製して全部自分たちで作ってるそうだ。今度はゆっくりロングランチでできれば無風の中、味わいに来たいと思う。
停電でレジも止まったので、支払いは後日オンラインでー、とのこと。
店を出て自転車を返しに行くとダミアンさんが
「よく無事に戻ってきたなー!」と迎えてくれた。こんな嵐は20年以上経験したことがないらしい。木もそこらじゅうにたくさん倒れている。
「バスまでの帰り道、今日は大きな木を信用しちゃだめだよ!パンの大会、良い結果が出ると良いね!」とアドバイスをもらい握手してまた歩き始めた。
レンタサイクル代の15ドルは借りを作ってしまったので(停電でお金おろせず)、またお礼もかねて会いに戻ってこよう。
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