世界最南端でワイン作り研修③グリーンシニングとサンプリング

畑での仕事が始まりました。

まずは明日から始まるブドウの収穫に先立って、グリーンシニングと呼ばれる摘果の作業。

成長の遅い果実を(二番成り)切り落として、栄養をちゃんとした房に届けるために行います。

左側の緑の房を切り落とす
ピノ・ノワール(赤ワイン)の摘果

そして、サンプリング。

区画に応じて植わっている品種が分かれており、さらにその区画の中でクローンごとに列が分かれています。その列に入って、ジグザグかつ無判別にブドウを12房ほど摘み取っていきます。意識して良い房を選ぶのではなく、最初に手に当たったやつを摘んでいくくらいの気持ちでやると、良いサンプリングになるそう。

ピノ・ノワールだけでも5つの異なるクローンを育てている。右端はシャルドネ。

サンプリングでは1房の平均重量、糖度、pHなどを測って、収穫時期を決める目安にします。

ワインのトップアップ(蒸発して目減りしたワインを補填する作業)をしてこの日は終わりました。

明日からブドウの収穫が始まります。

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