古いものは壊れない。
新しいものは壊れやすい。
パン屋お抱えの電気整備士のショーンが言っていた。
「最新のテクノロジーが詰まったかっこいい機材はすぐに壊れるよ」と。
実際に、昨年新品で導入したリターダー(冷凍生地を解凍〜発酵完了までやってくれる優れもの)は1年ちょっとで壊れた。壊れた部品を輸入して、分解、修理まで時間と費用もかさむ。(修理だけで10数万円はかかっている。)
いっぽうで、
ボスが開業にあたってヨーロッパから船で持ってきた分割機、折込シーターなど、古ーい中古機材はタフな使い方してきたけども、びくともしない。シンプルな構造と、堅牢さと、重量感。チームにベテランのパン職人が数人加わったような安心感を与えてくれる。
最新のマシンも良いところはたくさんあるのだろうけど、
僕もパン屋のスタートには青天井ではない予算とにらめっこしながら、古くて信頼性のある=オールド・リライアブルな機械を探して導入したいと考えています。
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