小売業のなかでもっとも単価と敷居が低くて、もっとも足を運びやすい身近な存在、それがパン屋。
パン屋が間口を広げたら。発酵という領域の中で裾野を広げたらどうなるか。
将来のパン屋構想を練る中で、発酵食品はコンセプトのひとつになるだろうと考えています。
僕が働くパン屋ではオープン当初から3年ほど、シェフたちが発酵食品を自家製していました。
ザワークラウトとキムチ。変わり種ではブラックガーリックのマーマイトも。
当初からデリとしての機能も持たせていて、ピクルドエッグなども作っています。
それを販売するサンドイッチの具材として使ったり、瓶詰めして単体で販売する。
時間と温度が最も重要な「材料」であることはパン作りと一緒です。
おいしくて、保存もきいて、栄養的にもバッチリ。
自分の店に合う、パン以外の発酵食品もこれから探していきたいと思います。
コメントを残す